Thursday, June 17, 2010

カナダ漂流記

以前の家庭訪問先の姉妹の写真を見ていた。息子の一歳の誕生日に裏庭にヤギや豚なのど動物を連れてきてのパーティー。移動式動物園みたいなものかな。あまりの可愛い写真に見入っていた。何枚かの写真に彼女の姉らしい人物が写っていた(エミリー)。なんとなく見覚えが?と思いつつ名前を見ていると、その珍しい名前のつづりになにか引っかかった。

よくよく考えてみると、カナダに移ってすぐ私はホームステイしていたが、3週間後に移ることを決意。偶然みつけた彼女のお姉さんの(エミリー)家を一回見に行った2~3日後に彼女の家に引っ越した。彼女は30半ばの不動産やで家を何個かもっていた。きさくなお姉さんという感じの人だった。引っ越したのはよかったが、いってみると、驚きもいくつかあった。まず、ベッドがなかった。ベッドと呼ばれるものは床においてあるマットレス。布団で慣れている日本人の私ではあるがいままでマットレスだけの上で寝ている人を見たことがなかったのでショック。なにやらだまされたような気分に。あとは人からお金をつりあげようとするハウスメートたち。他にもいろいろあったが、今から考えれば彼女はひどい大家さんだったわけではなくカナダでは普通だったのがハワイから移ってきた私にはショックと見えることが多かったのだ。家賃もハワイのゆうに2倍はあった。

何日かごに今月の家賃と一ヶ月の敷金のチェックは書いたものの、まだ腑に落ちなかった私は契約書にサインはせずにおいた。移って3日後くらいに偶然友人からひとつの物件の空きがあると聞いた。実はそこに以前に電話をかけたのだが、変な応答が。かけなおしてみると、電話が壊れていた上に80代のおじいちゃんおばあちゃんで耳が遠かっただけらしい。そこでさっそく見に行くと、なにかその古めかさが気に入った。とにかく、現在すんでいる大家さんに話してみるといって帰った。その帰り道にチェックを銀行でとめて夜に大家さんと話した。移ったばかりで悪いので1~2ヶ月はいるつもりだと謝罪はしておいた。ところが翌日目が覚めると台所に、”今日中に荷物をまとめてでていってほしい”、とメモが。外は雪が積もりその日は国民休日。昔にエステで高い器具を売りつけられそうになって裏の階段から逃げは知った事も昔はあったけど、今度はその逆バージョン。泡を食って何日か前に見に行った大家さんに電話すると、今日移ってもいいということ!!!誰も知り合いのいない、まだ携帯電話もない状態は結構浮浪者に次ぐものだろう。

シック八苦でタクシーを呼んで大家さんに現金を残し夜逃げ状態で次の家に引越し。どうも大家さんをそうとう怒らしてしまったようだ。いやあ、悪気はまったくなかったんだけどなあ、というところ。
本人はけろっとしているけど、思えばカナダに着てからいろいろあったような、そういうことでカナダに着てからのことを書いておこうかと思う。

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